「永代供養墓」が増加

zot

2009年07月26日 23:41

 一般的な墓は、納骨の際に「永代使用料」として費用がかかるほか、管理料を毎年、払う必要がある。これに対し、永代供養墓は初めに納骨・供養・管理費などを一括で払えば、相手の寺院や霊園が存続する限り、供養を続けてもらえる。

 六月書房が3月に出版した「永代供養墓の本」という本は、全国505か所の

永代供養墓を紹介した。1999年に同じタイトルで出版した時は140か所しか確認できなかったという。10年で約3・6倍に増えた計算だ。編集部の石井博さんは「核家族化で後継ぎがいない人や、墓石を含めると200万~300万円もかかる一般の墓を買えない人が増えているのが原因ではないか」と推測する。



 東京都町田市の勝楽寺は2008年、地上9階地下1階で高さ42メートルの「納骨塔」を建設したが、ここで永代供養を希望すると、塔内に遺骨を20~30年間、収容した後、隣の本堂地下に安置する。納骨塔はロッカー形式で、遺骨のほか、個々の遺影や位牌なども自由に飾れる。1344体の遺骨収容が可能で、約700体分が成約済みという。

 墓石の代わりに樹木を植える「樹木葬」も増えてきた。横浜市が運営する「メモリアルグリーン」ではクスノキやケヤキの下に納骨する形式を採用している。

3000体の遺骨を収容する予定で、毎年300体分の納骨希望者を募集する。ただし、市が担当するのは植物の世話や清掃のみで、法要などの供養はしない。

( 読売新聞)

格家族の世の中は、こういうところにも影響があるのですね。
そして、お墓を建てるのは本当にお金かかります。
ご先祖様を大切にしなくちゃいけないのはわかっていますが
なかなか思う様にはできないのは申し訳ない、と思います。