食べ物の効能

zot

2009年08月02日 12:24

すべての食べ物には性質があり、食べることで、体になんらかの作用を与えます。「風邪を引いたらネギを食べる」といった生活の知恵も、この「食べ物の性質」をふまえたものです。この性質を積極的に利用して食事をするのが薬膳です。薬膳は、個人の体質や体調、季節に合わせて食材や調理法を選び、料理をつくって食べることで体全体のバランスを整えていきます。

たとえば、風邪を引いてしまった場合、季節が冬であれば、それは「寒さが体に入って引いた風邪」となり、体を温める食材を使い、同時に肺や気管を潤して乾燥や冷えを改善します。夏に風邪を引いてしまった場合には、今度は「熱が体に入って引いた風邪」となり、体を冷やす食材を使い、余分な水分を輩出させて熱やだるさを改善します。

もちろん食べ物で症状を改善させるのですから、西洋医学の薬と違い、肝臓など内臓への負担もかかりません。無理なく自然に体が健康へと向かっていくのです。

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食べ物には、その食べ方によって体調の悪い時にラクにしてくれるものがいっぱいありますよね。
その調理の仕方で効果が逆にあったりするそうですから、
その時の体調に合わせてうまく食事に取り入れたいですね!

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